休道(きゅうどう)の詩
雨模様が続いていましたが・・・
やっと上がったようです。
息子も先週、入学を迎え元気に小学校に通っています♪
その入学式で6年生が
広瀬淡窓の
「休道の詩」を読み上げてくれました。
力強い声に、とっても感動しました。
小さいころから、日田の文化に触れ親しむことは素敵なことですね。
私も見習わなければ!!
休道の詩 広瀬淡窓
道(いう)ことを休めよ 他郷、苦辛多しと
同胞、友有り 自から相親しむ
柴扉(さいひ)暁に出ずれば、霜雪の如し
君は、川流を汲め 我は薪を拾わん
『遠く故郷を離れて他郷の空に勉学する身には、辛いこと苦しいことも多い。でも、そのことを口にするのは止めよう。志を同じくする親友同士、親しみ合い励まし合って学問修養につとめているではないか。暁に起きて、柴の扉を開いて外に出れば、霜が雪のように降りている。さあ、朝の自炊だ。君は前の川で水を汲んでくれ、僕は林で薪(たきぎ)を拾ってくる』
【注釈】 日田は水郷の町です。水は扉の前を流れる川で汲めますが、薪を拾うにはわざわざ林まで出かける難儀があります。薪は自分が拾ってくるからと云っているのです。
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