休道(きゅうどう)の詩

mamemame

2008年04月18日 11:32

雨模様が続いていましたが・・・

やっと上がったようです。

息子も先週、入学を迎え元気に小学校に通っています♪

その入学式で6年生が

広瀬淡窓「休道の詩」を読み上げてくれました。

力強い声に、とっても感動しました。

小さいころから、日田の文化に触れ親しむことは素敵なことですね。

私も見習わなければ!!


休道の詩 広瀬淡窓

道(いう)ことを休めよ 他郷、苦辛多しと

同胞、友有り 自から相親しむ

柴扉(さいひ)暁に出ずれば、霜雪の如し

君は、川流を汲め 我は薪を拾わん

 『遠く故郷を離れて他郷の空に勉学する身には、辛いこと苦しいことも多い。でも、そのことを口にするのは止めよう。志を同じくする親友同士、親しみ合い励まし合って学問修養につとめているではないか。暁に起きて、柴の扉を開いて外に出れば、霜が雪のように降りている。さあ、朝の自炊だ。君は前の川で水を汲んでくれ、僕は林で薪(たきぎ)を拾ってくる』
【注釈】 日田は水郷の町です。水は扉の前を流れる川で汲めますが、薪を拾うにはわざわざ林まで出かける難儀があります。薪は自分が拾ってくるからと云っているのです。 


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